青森りんごの紹介

青森県のあらまし

*■青森県の花
「りんごの花」
昭和46年9月23日指定
(青森県政100年を記念して)
■花ことば 「清純」

 
りんごの品種

りんごの品種は一体どれ位あるでしょうか。現在、次のような数になると言われています。
・世界 約15,000種
・日本 約2,000種
・県りんご試験場 約300種
・県内で栽培されているもの 約50種
・市場に出荷されているもの 約40種

りんごの品種

りんごの品種改良は、普通、交雑育種という方法がとられます。外観(色・形)、食味(甘味・酸味)・早生、中生、晩生種いずれがよいか等、目標にするりん ごを設定します。目標にしたがって、父親、母親を決め、交配し、りんごになるのを待ちます。交雑育種による品種改良には20年以上必要ですが、最近はバイ オテクノロジー等を利用して大幅な期間短縮も試みられています。

りんごの品種

平成24年産の本県りんごの生産量は446,000トンで段ボール箱(10kg詰)換算でみると4,460万箱となり、1箱ずつ積み重ねると約8,920kmと、富士山の約2,362倍もの高さになります。
また、りんごを1個ずつ横に並べれば約13.6万kmの長さになり、地球の赤道を約3.4周することになります。

りんごの品種

春の平均気温が5度以上になるとりんごは生育を始め、花や実をつけ、秋になってまた5度以下になると生育をやめて休眠します。月の平均気温が5度以上の月 だけを選び、その気温から5度を差し引き積算したものを温量指数といっており、その土地のりんご栽培の適否が判定されます。りんごは80前後の指数が最適 地とされており、青森は85、長野は95となっています。

りんごの品種

りんごは病害虫の発生を防ぐため、収穫されるまでに農薬の散布が行われますが、正しい使用時期や方法により、健康に害のないように十分注意しています。

りんごの品種

「りんごの表面に油を塗って売られているようだが、害はないのですか」という問い合せが多く寄せられます。これは、りんごが熟するにつれてリノール酸とオレイン酸が増え、皮に含まれるメリシン酸やノナコサンという固形物質を溶かすことにより生じる現象なのです。
これらの物質に害はなく、むしろリノール酸やオレイン酸は不飽和脂肪酸と呼ばれる栄養価の高いものです。
「油あがり」と呼ばれるこの現象は、ジョナゴールド、つがる、千秋などに多くみられ、りんごがよく熟しており、食べごろであるしるしでもあります。

りんごの品種

りんごの皮をむいてしばらくすると、茶褐色に変色しますが、これは果肉中の成分(クロロゲン酸、及びカテキン類)が、酵素(ポリフェノールオキシダーゼ) によって酸化されるためです。褐変を抑えるには、ビタミンC液、食塩水に浸すと効果があります。食塩水の場合は0.85%位の濃度にし、約15分つけると 変色を防げます。

りんごの品種

りんごの果皮細胞に、アントシアニンという成分が集まることによって、赤く見えます。赤色りんごと黄色りんごでは、赤いりんごのほうが売れ行きが良いことから、作っている量を多くしています。

りんごの品種

りんご「ふじ」は、藤崎町の最初の文字の「ふじ」から名付けられました。
なぜ、藤崎町かというと、「ふじ」を育成した農林省園芸試験場盛岡支場が、当時、藤崎町にあったからです。

りんごの品種

300年前、アイザック・ニュートンが英国の生家での庭でりんごの落ちるのを見て「万有引力の法則」を発見した話は有名です。この歴史的なりんごの樹の二代目から増殖した分身の原木が日本の小石川の植物園にあります。
ところで、このりんごの果実はどんなものでしょう。実は青森県りんご試験場にも実をつけている樹があります。品種は「ケントの花」といい料理用の酸っぱい りんごで、お世辞にも美味しいりんごとは言えません。このりんご、熟する前に風がなくともポトポト落ちてしまいます。偉大な発見の鍵となった樹の前に立っ てニュートンの気持ちに思いをはせてみませんか。

果実(横径)の発育推移

 
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