第1回オリジナルアップルパイコンテスト 優秀賞7
お名前（ニックネーム）等
南九州大学 管理栄養学科 ファーミング
材料
りんご 2個
砂糖 りんご＋水と同じ重量
レモン汁 適量
サツマイモ（紅はるか） 1個
グラニュー糖 75g、(50g、25gに分けておく)、その他適量
卵黄 4個
牛乳 150g
薄力粉 15g
粉砂糖 適量
パイシート 2枚
バター（無塩） 適量
水
作り方
《りんごジャム》
1．りんご1個を8等分に切り、芯を取る。
2．少量の水とミキサーにかける。
3．砂糖（りんご＋水と同じ重量）を用意し、一緒に鍋でドロッとするまで煮込む。
（底についたジャムが焦げないようにかき回しながら煮込む）
《りんごとサツマイモのコンポート》
1．りんごの芯と皮をむく。
2．サツマイモの皮をむき10分ほど水にさらす。
3．りんごとサツマイモを小さめのサイコロサイズに角切りし、50gのグラニュー糖、200gの水、レモン汁適量と一緒に30分ほど煮込む。
《カスタード》
1．鍋に牛乳、卵黄2個を入れ沸騰直前まで温める。
2．ボウルに卵黄1個をほぐし、グラニュー糖25gを入れ白っぽくなるまですり混ぜる。薄力粉をふるい入れて混ぜる。
3．鍋で温めた牛乳と卵黄2個をボウルに、かき回しながらゆっくり入れ、混ぜ合わせる。
4．こし器でこし、鍋で練り混ぜながらテカリとまとまりが出るまで加熱する。
5．バットに氷水を敷き、ひとまわり小さいバットに移してラップをしたカスタードを冷やす。
《形成》
1．解凍したパイシートを5cm程の正方形に切り、麵棒で伸ばす。
2．セルクルにバターを塗り、パイシートを膜を張るように乗せて押し込み、中にりんごジャムを適量入れる。
3．同じようにパイシートをもう一枚重ねる。
4．パイシートの上にカスタードを少量重ね、コンポート適量も重ねる。
5．セルクルの中に層を作ったら、その上に溶かした1個の卵黄、グラニュー糖の順で薄く塗る。
6．180℃に予熱したオーブンで20分焼く。
7．焼きあがったらお好みで粉砂糖を少量まぶす。
レシピ考案のエピソードや作る際のポイント
このレシピは、どうすればりんごの甘みや酸味が感じられるかを一番に考え、制作しました。提供いただいた青森県産のりんごを使用し、学校の実習で作ったりんごジャムを活用して、じっくり煮込んだりんごの甘みと旨味を詰め込みました。
コンポートは、宮崎県産の紅はるかを使用しました。サツマイモとりんごを煮詰めることで、甘さの中にほんのりとりんごの酸味が感じられ、二度おいしいりんごを表現しました。
カスタードは甘みを少し抑え、りんごやサツマイモの味を活かしました。
サツマイモを入れることで子供も美味しく食べられ、エネルギー源にもなるのでおやつとしても最適です。
カスタードを入れることで濃厚な食感に仕上がりました。
わたしたちはアップルパイが大好きでよく食べるのですが、かぶりついてもナイフで切ってもボロボロになり、中身があふれ出してしまうため食べるのに苦戦しています。そこで、アップルパイの形状にこだわりました。セルクルに沿って2層にパイ生地を敷くことで崩れにくく、サクサクした食感になります。その間のドロッとジャムがあることで食感の違いと、ジャムの存在が引き立ちます。見た目もかわいく、上品に味わえるこのアップルパイでおしゃれなひと時を楽しんでもらいたいです。