佐藤彩香 栄養士/スポーツ栄養士/予防医学士
企業、保育園で、栄養カウンセリング、献立作成、栄養計算、店舗運営を経験。
その後独立。健康を土台とした実践型の栄養サポートを行い、プロアスリート~スポーツキッズ、ダイエット希望の方など累計3000人を超える方と関わる。
現在はセミナー講師、ライター活動、レシピ開発なども行いながら、「あなたのかかりつけ栄養士」として、健康の価値を広め、笑顔の方を増やす活動をしている。
こんにちは。寒い日々が続きますね。
この時期身体の冷えに悩む方は多いのではないでしょうか。
基本的に果物は身体を冷やすものが多く、冷え性の方は果物を避ける傾向にあります。
ですが、りんごは寒い地方で取れる果物であり、身体を冷やす心配はありません。
またりんごは生で食べても十分美味しいのですが、加熱しても美味しく召し上がることができます。
身体も温まりますし、栄養素的にも嬉しい効果があるのです。
それは、皮付きのまま加熱すると、不溶性食物繊維が水溶性のペクチンに変化します。
さらに、このペクチンには善玉菌のエサになるオリゴ糖が含まれているため、生で食べたときよりも腸内で善玉菌を増やす働きをしてくれるのです。
冷えの改善は腸内環境を整えることが不可欠になります。
是非、加熱したりんごも一度召し上がってみてください。