りんごに含まれるりんごポリフェノールの主成分である「プロシアニジン」には、
内臓脂肪低減の働きがあることが明らかになっています。
これまでもりんご由来のプロシアニジンが加工食品として機能性表示食品に届けられた例※1があります。
最近では、青森県内でりんごの取り扱い量の多いJAが、
生果として初めて、りんごを機能性表示食品に届け出て※2話題となっています。
【機能性表示食品とは】
これまで、機能性を表示できる食品は国が個別に認可した特定保健用食品のみでしたが、2015年4月から、新しく「機能性表示食品」制度が始まりました。これにより、事業者の判断により科学的根拠に基づいた機能性を食品に表示することができるようになりました。登録されている農産物や生鮮食品の数は少ないのが現状ですが、りんごは果物の中でみかんに次いでの登録となりました。
【参照】「機能性表示食品」って何? – 消費者庁(http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin1442.pdf)
※1 届け出た機能性「体脂肪が気になる方のお腹の脂肪を減らす」
※2 届け出た機能性「内臓脂肪を減らす」 商品名:JAつがる弘前「プライムアップル!」(ふじ)
低カロリーなのに栄養も摂取できて、
さらにおなかも満たされる♪
りんごは低カロリーでダイエットに有用な成分が多く含まれています。 りんご1個が約250gとして、エネルギーはわずか約140キロカロリー。
おやつでドーナツやアイスクリームを食べる代わりに、りんごを半分(約70キロカロリー)食べることをおすすめします!
低カロリーなのにお腹が満たされ、さらにビタミンCや食物繊維などの栄養も摂取できる嬉しいオマケも。

【参考文献】『栄養系大学学生のための青森りんご学習冊子』 – (一社)青森県りんご対策協議会 発行
りんごを食べることが、
ダイエットサポートにつながるのはなぜ?
りんごに含まれるどんな成分が、どんな働きをするのでしょうか?
りんごポリフェノール(プロシアニジン)には、抗酸化作用があります。また、腸管における体内への脂肪吸収を阻害することが報告されています。
ペクチン(水溶性食物繊維)の含有量は水に溶けるとゼリー状にかたまるため、便秘のときは、水分のなくなった便をやわらかくして排便をうながし、下痢のときは、ゼリー状の膜になって腸壁を守ります。
セルロース(不溶性食物繊維)は、便の量を増やして腸の働きを促し、体に不要な物質を体内に溜め込まないで出すことができます。
ペクチンとセルロースを同時に摂取することで、更なる実感が期待できます。
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