青森りんご下敷き歴史館

はじめに(りんご下敷きとは?)
はじまりは「全国りんご協議会」
青森りんごの大人気グッズ「品種下敷き」ですが、その歴史は50年以上前まで遡ります。もともとは、昭和36年に発足した全国りんご協議会(北海道、青森、岩手、秋田、宮城、秋田、山形、福島、山梨、長野で構成)が下敷きを作製しており、作り始めた正確な年度は不明なものの、どうやら昭和40年代には既に作られていたようです。
作り始めたのは昭和45年ごろ?
記録資料(青森県りんご対策協議会50年史)に「下敷き」の文言が初めて登場するのは昭和45年です。資料には「宣伝事業としては印刷物が学童用下敷き(A5判硬質ビニール張り両面多色刷り)8万部」と記載があります。
作りはじめたきっかけ
正確には分からないものの、おそらくは昭和43年の山川市場(当時の主力品種「国光」「紅玉」の小玉の価格が暴落し、大量に山や川に投棄された出来事)からの急速な品種更新で新品種をPRする目的もあり、作り始めたのではと推測されます。
青森県単独で作り始めたのは
平成17年に全国りんご協議会が解散し、平成18年度から青森県りんご対策協議会単独で作製するようになったようです。ただ、全国りんご協議会が作製していた時も、企画はりんご対策協議会が行っており、宣伝費の拠出金割合もあって、作製していた下敷きのほとんどはりんご対策協議会経由で全国に配られていたようです。
現在も食育活動などで活用
現在は毎年数千~数万枚程度を作製していますが、全国りんご協議会で作製していた当時は、毎年最大で20万枚(宣伝費の金額から割り出した推測数)も作り、全国各地で配布されていたようです。そのため、青森県外でも「子どもの頃にりんご下敷きをもらった」という方が大勢いらっしゃるようです。
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現在「りんご下敷き」は青森県りんご対策協議会や会員団体が行う食育活動やキャンペーンで配布する機会がありますが、数に限りがありますので個別の問い合わせによる提供対応はしておりません。
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完全非売品のため、有償での提供もしておりませんので、どうぞご了承ください。
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青森りんご公式サイトのダウンロードコーナーにて無料ダウンロードが可能ですのでご活用ください。なお、利用は個人で楽しむ範囲に限ります。それ以外の用途につきましては、お問い合わせください。
商用利用は原則不可です。
青森りんご下敷き 歴代コレクション
※頻度は特に決まっていないですが、構成など必要に応じて、数年に一度、下敷きのデザインを変更しています。
あなたの「推し下敷き」はどれですか?
50年以上の歴史があるりんご下敷き。懐かしい思い出がある方も、初めて見る方も、ぜひ直感で各下敷き画像下にあるボタンを押して参加してください!
1 おそらく昭和40年代後半?(1970年代前半):詳細不明
掲載品種
王鈴(おうれい)、デリシャス、国光(こっこう)、東光(とうこう)、ふじ、ゴールデン、陸奥(むつ)、レッドゴールド、紅玉(こうぎょく)、恵(めぐみ)、インド、スターキング
2 昭和49年~50年(1974年〜1975年)?
掲載品種
陸奥、金星、サンふじ、印度(いんど)、国光、王林、紅玉、王鈴、レッドゴールド、ゴールデンデリシャス、スターキングデリシャス、ふじ
3 昭和52年度(1977年度)
掲載品種
陸奥、金星、サンふじ、印度、国光、王林、紅玉、王鈴、レッドゴールド、ゴールデンデリシャス、スターキングデリシャス、ふじ
4 昭和55年度(1980年度)?
掲載品種
つがる、ジョナゴールド、印度、レッドゴールド、陸奥、紅玉、王林、スターキングデリシャス、ふじ、ゴールデンデリシャス、サンふじ、国光
5 昭和56年度(1981年度)?
掲載品種
つがる、ジョナゴールド、印度、レッドゴールド、陸奥、紅玉、王林、スターキングデリシャス、ふじ、ゴールデンデリシャス、サンふじ、国光
6 昭和57年度(1982年度)?
掲載品種
つがる、ジョナゴールド、印度、レッドゴールド、陸奥、紅玉、王林、スターキングデリシャス、ふじ、ゴールデンデリシャス、サンふじ、国光
7 昭和50年代後半(1980年代前半)?:詳細不明
掲載品種
つがる、ゴールデンデリシャス、ふじ、レッドゴールド、ジョナゴールド、サンふじ、紅玉、陸奥、国光、スターキングデリシャス、王林
8 昭和50年代後半~60年代(1980年代):詳細不明
掲載品種
つがる、ゴールデンデリシャス、世界一、レッドゴールド、ジョナゴールド、ふじ、紅玉、陸奥、サンふじ、スターキングデリシャス、王林、国光
9 昭和50年代後半~60年代(1980年代):詳細不明
掲載品種
つがる、王林、世界一、レッドゴールド、陸奥、ふじ、紅玉、陸奥(無袋)、サンふじ、スターキングデリシャス、ジョナゴールド、国光
10 昭和50年代後半~60年代(1980年代):詳細不明
掲載品種
つがる、王林、世界一、レッドゴールド、陸奥、ふじ、紅玉、陸奥(無袋)、サンふじ、スターキングデリシャス、ジョナゴールド、国光
11 昭和60年代(1985年~1989年頃):詳細不明
掲載品種
つがる、サンふじ、ふじ、レッドゴールド、国光、世界一、紅玉、陸奥、ジョナゴールド、スターキングデリシャス、王林、陸奥(無袋)
12 昭和60年代(1985年~1989年頃):詳細不明
掲載品種
つがる、サンふじ、ふじ、紅玉、国光、陸奥、世界一、スターキングデリシャス、王林、陸奥(無袋)、ジョナゴールド
13 昭和62年(1987年)?
掲載品種
つがる、サンふじ、ふじ、国光、ジョナゴールド、世界一、王林、紅玉、陸奥、北斗、スターキングデリシャス
14 平成初期(1989年~)?:詳細不明
掲載品種
北斗、つがる、世界一、王林、千秋、ジョナゴールド、サンふじ、紅玉、陸奥、ふじ、スターキングデリシャス、陸奥(無袋)、国光
15 平成初期(1989年~1991年頃)?:詳細不明
掲載品種
北斗、つがる、世界一、王林、千秋、ジョナゴールド、サンふじ、紅玉、陸奥、ふじ、スターキングデリシャス、陸奥(無袋)、国光
16 平成初期(1989年~1991年頃)?:詳細不明
掲載品種
北斗、つがる、世界一、王林、千秋、ジョナゴールド、サンふじ、紅玉、陸奥、ふじ、スターキングデリシャス、陸奥(無袋)、国光
17 平成初期(1989年~1991年頃)?:詳細不明
掲載品種
つがる、千秋、紅玉、世界一、ジョナゴールド、北斗、サン陸奥、陸奥、王林、サンふじ、ふじ、金星
18 平成18年(2006年)より以前
掲載品種
つがる、千秋、紅玉、スターキングデリシャス、世界一、ジョナゴールド、北斗、陸奥、王林、サンふじ、ふじ、金星
19 平成18年(2006年)より以前
掲載品種
つがる、千秋、紅玉、スターキングデリシャス、世界一、ジョナゴールド、北斗、陸奥、王林、サンふじ、ふじ、金星
20 平成18年(2006年)より以前
掲載品種
つがる、千秋、紅玉、スターキングデリシャス、世界一、ジョナゴールド、北斗、陸奥、王林、サンふじ、ふじ、金星
21 平成18年(2006年)より以前
掲載品種
つがる、千秋、紅玉、スターキングデリシャス、世界一、ジョナゴールド、北斗、陸奥、王林、サンふじ、ふじ、金星
22 平成18年(2006年)より以前
掲載品種
サンつがる、千秋、紅玉、世界一、ジョナゴールド、北斗、サン陸奥、陸奥、王林、サンふじ、ふじ、金星
23 平成18年(2006年)以降
掲載品種
つがる、紅玉、世界一、ジョナゴールド、サン陸奥、陸奥、王林、サンふじ、ふじ、金星
24 平成18年(2006年)以降
掲載品種
つがる、早生ふじ、紅玉、世界一、ジョナゴールド、陸奥、王林、サンふじ、ふじ、金星
25 平成24年(2012年)
掲載品種
つがる、早生ふじ、ジョナゴールド、紅玉、王林、陸奥、世界一、ふじ、サンふじ、金星
26 平成27年(2015年)
掲載品種
つがる、早生ふじ、ジョナゴールド、紅玉、王林、陸奥、世界一、ふじ、サンふじ、金星
27 平成29年(2017年)
掲載品種
つがる、早生ふじ、トキ、ジョナゴールド、世界一、紅玉、陸奥、サンふじ、王林、金星、ふじ
28 令和5年(2023年)
掲載品種
きおう、つがる、トキ、早生ふじ、シナノスイート、紅玉、世界一、ジョナゴールド、陸奥、シナノゴールド、王林、ぐんま名月、ふじ、サンふじ、金星
品種下敷きに見る 青森りんごの変化
青森りんごの品種の変遷
創成期
この時期は、主に外国原産の品種と、青森県りんご試験場(現:りんご研究所)で育成された品種(王鈴、東光、恵)が掲載されています。
昭和後期~
今でも早生品種の代表格である「つがる」(青森県りんご試験場が育成し、昭和50年に品種登録)が登場。ほかには、「ジョナゴールド」(アメリカ原産)、「世界一」(青森県りんご試験場が育成)といった現在でもお馴染みの品種が掲載され始めています。昭和60年代にはニューフェイスとして「北斗」が登場し、青森りんご草創期からの大看板品種「国光」がひっそりと姿を消しています。「印度」「レッドゴールド」「ゴールデンデリシャス」などもこの時期から掲載されていません。
平成初期~
「千秋」「金星」が初登場します。「スターキングデリシャス」は生産量の激減で掲載から外れ、以後は掲載されていません。「北斗」「千秋」も同じような理由で途中から掲載されなくなっています。平成18年以降では、「早生ふじ」が初登場します。
近年
平成29年版に「トキ」が初登場。令和5年の最新版では品種構成がかなり変化しており、「シナノスイート」「シナノゴールド」「ぐんま名月」など食味に優れた黄色系りんご、他県育成で青森県内でも栽培量が多い品種がレギュラー品種として掲載されています。
デザインと表現の進化
表面は品種の紹介で固定されていますが、裏面の内容はかなりバラエティーに富んでいます。一番多いのが交通標識で、これはかつて主な配布対象を小学校の新一年生としていたためと考えられます。ほかには、りんごの効能紹介、レシピ、すごろく、折り紙の折り方、野外救護法、クイズなど、授業中に思わず見入ってしまいそうな内容の数々です。
最近では、食育教材としての使用が多いことから、りんごがどのように育つかを知ってもらうため、りんご栽培の一年を掲載しています。デザインは学習用ということであえて控えめにしていますが、番外編として1度だけ作ったスタイリッシュなデザインの「大人のりんご下敷き」が人気を集めました。
※最新の下敷きと大人向け下敷きはダウンロードが可能です。




































































