青森県について
青森県は、本州の最北端にあって、北は津軽海峡を隔てて北海道と対し、東は太平洋、西は日本海に囲まれ、南は秋田・岩手の2県に接しており、総面積は9,645k㎡、人口1,237,984人(令和2年10月1日現在)の全国一のりんご生産県です。
本県は、県内中央部の産地を形成して南北に連なる奥羽山脈により東西に二分され、気候や風俗習慣はそれぞれ異なっています。一般に、日本海に面した地域を「津軽」と呼び、太平洋に面した地域を「県南」と呼んでいます。
「津軽」には、津軽富士とも呼ばれる秀峰岩木山があり、比較的雪が多く、産業面は、肥沃な津軽平野におけるりんごと米を中心とした農業が主体となっています。
一方「県南」は比較的雪が少なく、八戸市は全国でも有数の水揚げ量を誇る漁港をもち、新産業都市の指定を受け、工業地帯を形成しています。
また本県には世界に誇れる自然があります。本県南西部に位置する白神山地の原生的なブナ林が、1993年12月世界遺産として登録されました。さらに「十和田八幡平国立公園」をはじめ、日本三大霊場の一つとなっている恐山で有名な「下北半島国定公園」、岩木山・十二湖や日本キャニオンをかかえる「津軽国定公園」のほか8カ所の県立自然公園が指定されています。そして、青森市中心から南西へ約3kmには我が国最大の縄文集落で、約1,500年間も続いた三内丸山遺跡があり、当時の生活様式が具体的にわかる貴重な資料がたくさん出土するなど今もっとも熱い視線をあびています。
面積
総面積 |
9,645平方キロメートル |
順位 |
全国第8位 |
海岸線延長(総延長) |
797km |
主な山岳
岩木山 |
1,625m |
八甲田山大岳 |
1,585m |
八甲田山高田大岳 |
1,552m |
主な河川
馬淵川 |
142.0km |
岩木川 |
102.0km |
新井田川 |
81.8km |
奥入瀬川 |
70.7km |
主な湖沼
小川原湖 |
62.12平方キロメートル |
十和田湖 |
61.11平方キロメートル |
十三湖 |
17.82平方キロメートル |