青森りんごの生産量
都道府県別りんご生産量
都道府県別りんご生産量:701,600トン(令和元年)
資料:県りんご果樹課
青森県では、津軽地方に世界でも有数の生産団地が形成されており、現在、全国のりんご生産量の約60%を占める日本一のりんご王国となっています。青森県におけるりんご産業は、経済上のみならず、文化・観光面においても重要な役割を果たしています。
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青森県のりんご栽培面積と生産量の推移
生産量:409,800トン(令和元年産)、栽培面積:20,476ha(令和元年産)
資料:県りんご果樹課
近年は、農家の高齢化や労働力不足による栽培面積の減少や、栽培の歴史が古いことから樹の老齢化等による生産力の低迷などの課題もあります。
青森県は、引き続き、産地体制の整備を図るため、園地の若返りによる生産力の増強を進めているほか、わい化栽培※1や無袋栽培などによる省力・低コスト生産や環境に配慮したりんご生産の推進などに積極的に取り組んでいます。
※1 わい化栽培とは
今までのりんごの樹(丸葉栽培)よりもコンパクトな樹を用いるりんごの栽培方法。作業がしやすいうえに早く結実し、品質も良く、多収穫も期待できるなどの利点があります。
このため、青森県としても、積極的にわい化栽培の普及を図っており、令和元年産のわい化栽培面積は4,926haで全体の24%になっています。
青森りんごの品種別生産量の割合
資料:県りんご果樹課(平成30年現在)
令和元年産で見ると、青森りんごは全国生産量の約58%を占めています。
品種別生産割合では、「ふじ」が5割を占め、次いで「王林」「つがる」「ジョナゴールド」が各1割弱、その他の品種が合わせて2割程度という品種構成となっています。
品種別結果樹面積
令和元年産 | 平成30年産 | 平成29年産 | 平成28年産 | 平成27年産 | 平成26年産 | 平成25年産 | 平成24年産 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ふじ | 9,460 (48.0) |
9,520 (46.2) |
9,550 (46.1) |
9,600 (48.2) |
9,660 (48.3) |
9,770 (49) |
9,800 (49) |
9,900 (49.5) |
王林 | 2,110 (10.7) |
2,130 (10.3) |
2,160 (10.4) |
2,170 (11.0) |
2,170 (10.9) |
2,200 (11.0) |
2,210 (11.1) |
2,250 (11.3) |
ジョナゴールド | 1,950 (9.9) |
1,980 (9.6) |
2,000 (9.7) |
2,020 (10.1) |
2,040 (10.2) |
2,060 (10.2) |
2,100 (10.5) |
2,150 (10.7) |
つがる | 2,270 (11.5) |
2,270 (11.0) |
2,270 (11.0) |
2,280 (11.5) |
2,290 (11.4) |
2,290 (11.4) |
2,300 (11.5) |
2,270 (11.3) |
その他 | 3,910 (19.8) |
4,700 (22.8) |
4,720 (22.8) |
3,830 (19.0) |
3,840 (19.2) |
3,680 (18.4) |
3,590 (17.4) |
3,430 (17.2) |
計 | 19,700 | 19,800 | 19,900 | 19,900 | 20,000 | 20,000 | 20,000 | 20,000 |
(注)端数処理のため、合計と内訳は一致しない場合があります
資料:県りんご果樹課
世界から見た日本のりんご生産量
世界のりんご生産量:8,724万トン
資料:県りんご果樹課、FAOSTAT|© FAO,2019.
世界のりんご生産量は中国が圧倒的に多く、次にアメリカ、トルコ、ポーランドと続きます。