クリスマスには青森りんご
りんごとクリスマスの奥深い関係とは…
街のあちらこちらでクリスマスの飾りを目にする季節となりました。日本人にとっても馴染み深い季節行事のクリスマスですが、ツリーのオーナメントやフラワーアレンジなどにりんごモチーフのものが使われていることが多いですよね。これは、りんごとクリスマスには深い繋がりがあるからです。
12月はすべての青森りんごが収穫を終え、多彩なりんごたちが全国のお店に出回る時期。「クリスマスとりんご」の由来を知り、今年のクリスマスは飾って、食べて、大いにクリスマス×青森りんごを楽しみましょう!
クリスマスツリーとりんご
クリスマスツリーの始まりについては諸説ありますが、りんごの木が起源ではないかという説もあります。
O・クルマン著の「クリスマスの起源」によれば、中世において12月24日クリスマスイブに上演されていたアダムとエヴァの舞台劇で、ドイツではりんごの木が用いられていたようですが、その時期に花のついているりんごの木を見つけるのは困難だったことから、常緑樹のモミの木を使い、それにりんごの実をぶら下げたとのことです。
オーナメントボールとりんご
なぜアダムとエヴァの劇にりんごが登場するのかと言えば、りんごを「善悪の知識の木」に見立てたからのようです。また、貯蔵性があって冬の貴重な保存食でもあったりんごは、生命力、豊穣、繁栄などの象徴的な食べ物でもあったようです。
是非、今年のクリスマスにはツリーに青森りんごを1、2個と吊るして、家族や世界の人々の繫栄に願いを込めてみませんか。
※りんごは暖かな部屋などに置くと鮮度が落ちますので、その場合は、少しの間楽しんだ後、美味しいうちに食べましょう。
<参考文献>
「クリスマスの起源」(O.クルマン)
「クリスマスおもしろ辞典」(日本キリスト教団出版局)
もっと楽しもう「クリスマス×りんご」
テーブルアレンジ
100円ショップなどで手軽に購入できるクリスマスの飾りつけグッズ数個と、赤または緑のクリスマスカラーの青森りんごを使って、テーブルアレンジを。
りんごをメインにして、周囲をお好みの素材でデコレーションするだけで簡単にできます。
りんごを円状に並べるだけの簡単リース
※りんごは暖かな部屋などに置くと鮮度が落ちます。室内に飾る場合は、クリスマスパーティー当日だけ飾るなどし、その後は美味しいうちに食べましょう。
飾り切りのクリスマスツリー
作り方
パーティに華やかさを演出 クリスマスカラーの「ミニチュアりんご」
作り方
※画像は4㎝×4㎝の♡型を使用
※チョコレート部分を使用してもOK (その場合は手の熱で解けないように気を付ける)
他にもこんなアレンジが・・・