りんごの各種表彰受賞者
木村甚彌賞
元青森県りんご試験場長の木村甚彌氏は、モニリア病等のりんご病害の研究者として昭和4年から45年まで、41年の長きにわたって研究に努め、青森県りんご産業に歴史的な功績を残しています。
氏の功績を永く顕彰するため、昭和45年にりんご関係団体を構成員として木村甚彌りんご顕彰会が発足し、りんご産業の振興に功労のあった団体、個人に対し木村甚彌賞を贈呈しています。(平成28年度で終了)
回次 | 年度 | 受賞者名 | 功績 |
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1 | 昭46 | 北海三共㈱青森県りんご試験場病虫部 | モニリア病の克服 |
対馬 竹五郎 | りんご剪定改善、品種改良、実践指導 | ||
2 | 昭47 | 弘前市農業協同組合 | りんごセンター施設の定型化 |
3 | 昭48 | 青木 二郎 | りんご粗皮病に関する研究 |
竹島 儀助 | 有益昆虫の研究 | ||
4 | 昭49 | 農事組合法人鬼沢共同防除組合 | 優良共同防除組合 |
5 | 昭51 | 豊島 在寛 | 生物的防除の普及とモモシンクイガの防除対策の確立 |
石川無袋りんご研究会 | 無袋ふじの生産と販売推進 | ||
横山 慶太郎 | りんごの冷蔵庫利用普及 | ||
6 | 昭52 | 波多江 久吉 斉藤 康司 |
青森県りんご百年史の研究と著作 |
松緑神道大和山映画部 | 映画「みちのくのりんご」を製作し、広く理解と宣伝に貢献 | ||
7 | 昭53 | 後沢 憲志 | りんご高接病の解明、花粉貯蔵の基礎確立、花芽分化期の解明ほか |
田中 正幸 | りんご腐らん病防除「泥巻き法」の発想と普及 | ||
8 | 昭54 | (財)青森県りんご協会横沢支会 | りんごの授粉にマメコバチを利用し、その実用化に成功 |
9 | 昭55 | 福島 住雄 | りんご生産予測法の確立と人工授粉の研究 |
小林 啓造 | りんごのCA貯蔵に関する実用化と普及指導 | ||
10 | 昭56 | 七戸 茂男 | りんごわい化栽培の有利性の実証及び普及指導 |
11 | 昭58 | 佐々木 直亮 | りんごの高血圧予防効果に関する研究 |
松中 謙次郎 瀬川 一衛 |
りんご高接病ウイルスの新検定法の技術確立 | ||
12 | 昭59 | 相馬村農業協同組合 | りんご共販体制の確率と銘柄産地の育成 |
町田賀 芽彌 | 農業資材の供給及び開発 | ||
13 | 昭61 | 古澤 秀男 | 無袋栽培による食味向上、木箱からダンボール箱への移行 |
中野 順三 | 混濁ジュースの改良及び需要と販路の拡大 | ||
14 | 昭63 | 大野 達夫 中村 幸夫 相馬 盛雄 成田 春蔵 加藤 正 |
県下25,000haの樹園地の土壌調査の実施、土壌改良の試験研究と普及 |
15 | 平元 | (財)青森県りんご協会 | りんご産業基幹青年の研修及び農民教育活動の展開 |
16 | 平2 | 種市 賢蔵 | りんご共同防除組織活動の育成、普及、運営指導 |
17 | 平3 | 相馬 定次郎 勝美 司幸 |
三代の家族経営による良品・多収・省力栽培の実践 |
18 | 平4 | 岩舘 義博 | りんご大衆化への提言と実践の功績 |
19 | 平5 | 宮舘 光男 三国 定吉 |
りんご産業を支える鋸の目立て、鋏の製作、修理とその研究 |
20 | 平6 | 武部 和夫 | りんごの動脈硬化予防作用等の学問的な裏付け |
21 | 平7 | 古坂 卓雄 | わが国最古のりんご樹の管理 |
22 | 平8 | ニッカウヰスキー(株)弘前工場 | シードルの生産、ポリフェノールの抽出・商品開発、ワイン等の製品化 |
23 | 平9 | 菊池 卓郎 | りんごの整枝剪定理論、栽培方式の理論の研究と体系化 |
24 | 平10 | (社)青森県りんご輸出協会 | 海外市場開拓の推進と海外における県産りんごの銘柄確立 |
25 | 平11 | 山下 兼四郎 | りんご搾汁機械の新機種導入、加工新製品の開発 |
26 | 平12 | 田澤 賢次 | りんごの健康効果を消費者に普及 |
27 | 平13 | 山田 雅輝 | マメコバチの生態研究及びりんご害虫の個体群動態の解明 |
28 | 平14 | 盛 圭策 | 海外のりんご生産流通情報の収集・翻訳、執筆・講演活動 |
29 | 平15 | カネショウ(株) | 県産りんごを原料としたりんご酢の製品化、機能性の普及 |
30 | 平16 | 澤村 健三 | 主要病害の病原菌の同定、防除法の研究 |
31 | 平17 | 工藤 亞義 | CA貯蔵管理技術の体系化とその普及 |
32 | 平18 | 秋田 義信 | りんご農家の後継者育成、農村教育活動 |
33 | 平19 | 藤崎 和夫 | CA貯蔵によるりんごの長期貯蔵技術の確立とその普及 |
34 | 平20 | ひろさきふじの会 | 早生ふじのブランド確立と生産拡大 |
35 | 平22 | 士岐 傳四郎 | 黄色品種「トキ」(王林×ふじ)の交配育成 |
36 | 平23 | (財)板柳町産業振興公社りんごワーク研究所 | りんごによる地場産業おこし(6次産業化)への実践 |
37 | 平25 | 一木 茂 | りんご国際化時代のもと海外のりんご事業の考察とその紹介、ボランティア活動の継続によるりんご産業発展に寄与 |
38 | 平26 | 野呂 昭司 | りんごの開花日の新予測法の開発、ジョナゴールド果皮の油あがりの解明、りんご果実の着色並びに果皮障害の研究 |
39 | 平27 | 藤田 孝二 | 果実疫病(おそ疫病)の発生生態の解明と防除法の開発、青森県りんご病害虫防除暦の作成に携わり春期における防除回数削減の実現、腐らん病やわい性台樹の紫紋羽病についての発生生態の解明と防除方法の開発 |
40 | 平28 | 杉山 芬(かおる) 杉山 雍(よう) |
県内外で流通している数多くの品種について、学術的かつ一般消費者目線で詳細に記録解説、ホームページや著書で紹介 |
澁川傅次郎賞
澁川傳次郎氏は、戦後、疲弊したりんご産業再生のため、青森県りんご協会を創立し、生産者の自立精神を鼓舞し、りんご産業の復興と躍進を実現しました。
青森県りんご協会では、本県りんごの「戦後復興の祖」として、氏の功績を後世に伝えるため、平成3年度に「澁川傳次郎賞」を創設し、毎年、りんご栽培に功績のあった県内りんご生産者を表彰しています。
回次 | 年度 | 受賞者名 | 功績 |
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1 | 平4 | 佐藤 肇 | 「金星」等りんご品種の育成、主幹形仕立ての研究 |
2 | 平5 | 外川 鉄弥 | わい化栽培剪定技術の向上 |
3 | 平6 | 今末 三郎 | 剪定技術研究及び栽培技術の向上 |
4 | 平7 | 船場 茂 | 県南地方に適した剪定技術の開発指導、紅玉の多収穫栽培 |
5 | 平8 | 山内 齊 | 高度な剪定技術体系と良品生産技術の確立 |
6 | 平9 | 佐々木 栄秀 | 無袋栽培・無ボルドー普及拡大 |
7 | 平10 | 前田 武士 | 整枝・剪定指導、後継者組織の育成 |
8 | 平11 | 鹿内 昭三 | わい化栽培の普及、整枝剪定指導 |
9 | 平12 | 外川 博史 | わい化栽培の普及、整枝剪定指導、地区の銘柄確立 |
10 | 平13 | 舘田 正行 | 整枝剪定技術の普及指導、後継者の育成、視察者の受入指導 |
11 | 平14 | 三浦 藤男 | 規模拡大の実践、わい化栽培の早期導入と技術の普及 |
12 | 平15 | 對馬 金吾 | 整枝剪定技術の普及指導、後継者の育成、視察者の受入指導 |
13 | 平16 | 山下 榮 | 県南地区リーダーとしてわい化栽培の普及推進 |
14 | 平17 | 駒井 貞蔵 | 大玉良品多収の継続、剪定講師として技術普及 |
15 | 平18 | 笹谷 哲 | 地区生産者組織活動に尽力、剪定講師として技術普及 |
16 | 平21 | 齋藤 彌志則 | 整枝剪定技術の普及指導、後継者の育成、視察者の受入指導 |
17 | 平24 | 森内 健一 | わい化栽培技術の普及及び拡大 |
18 | 平25 | 櫻庭 郁夫 | わい化栽培の整技剪定技術研究、指導、後継者の育成、援農活動 |
19 | 平26 | 下山 司 | 高度な剪定技術の普及指導、視察者の受入指導 |
20 | 平30 | 村上 鐵雄 | わい化栽培技術の実践と研究、地域の普及指導 |
21 | 令2 | 成田 文一 | わい化栽培技術の実践と研究、地域の普及指導 |
22 | 令4 | 坂本 誠治 | 「ふじ」の無袋栽培や、剪定講師として技術普及 |
※平成19・22・23・27~29、令和元年・3年度は該当者なし
青森りんご勲章
青森県は、りんごを通じた生産流通はもとより、文化・観光・健康など多面的な活動により、青森県の産業・経済の発展に寄与したもの又は青森県の名誉を高揚したものに対し、その功績を讃えるため、平成11年度に「青森りんご勲章」を創設し、毎年度授章しています。
回次 | 年度 | 受賞者名 | 功績 |
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1 | 平11 | 並 木 路 子(歌手) | 「りんごの唄」により戦後の苦しい時代に明るさを発信し、国土復興に取り組んだ人々を元気づけた。 |
片山 良子(エッセイスト) | りんごにこだわったエッセイ、紀行記事等の寄稿によるりんごに関する生活文化の普及。 | ||
古坂 卓雄(故人・生産者) | 日本最古のりんご樹の管理者であり、長寿りんごとして老人ホームへ寄贈する等の奉仕活動を行った。 | ||
アップルフェア推進協議会(地域づくり団体) | 「アップルマラソン」、「全日本りんご追分コンクール」などのりんごに関するイベント等の開催。 | ||
2 | 平12 | 美空 ひばり(故人・歌手) | 映画「りんご園の少女」挿入歌「りんご追分」のヒットによりりんごが大衆に受入れられる契機となった。 |
3 | 平13 | 佐々木 直亮(弘大医学部名誉教授) | りんごの高血圧予防効果を世界に先駆けて実証し、健康果実りんごの発展に貢献した。 |
竹浪 春夫(故人・前板柳町長) | りんご産業の卓越した指導者であるとともに、町長としてりんごにこだわった施策を展開した。 | ||
(財)青森県りんご協会(生産者団体) | 昭和21年の設立以来、病害虫発生、価格暴落、台風被害、輸入解禁などの困難を乗り越え「りんご王国」発展に貢献した。 | ||
4 | 平14 | 鳴海 要(陶芸家) | りんごの木の灰を釉薬とした陶器の製作により、「りんごに秘められた美とりんごが育む津軽の彩りをもつ炎の芸術」を確立。 |
頴川 建忠(青果物貿易商) | 青森りんごの台湾輸出の道を切り開き、国際的評価の向上に貢献した。 | ||
5 | 平15 | 武部 和夫(弘大名誉教授) | りんご繊維の動脈硬化抑制、大腸がんの予防作用について学会で発表し、高い評価を得た。 |
山下 兼四郎(地域農業調査研究所主宰) | りんご輸送の改革、新機種導入による搾汁システムの構築等りんごの流通・加工の発展に貢献した。 | ||
6 | 平16 | 宇野 善造(前(社)青森県りんご対策協議会長) | 長年にわたり青森県りんご対策協議会の理事・会長として、消費宣伝事業を実施し、県産りんごの消費拡大に貢献した。 |
7 | 平17 | 渡部 忍(医師) | 生産者の農薬中毒の原因究明・治療法の開発、予防法の普及に尽力し、健康維持・増進に貢献した。 |
加藤 武夫(版画家) | 我が国最古のりんご樹を多色木版画で表した「長寿林檎樹シリーズ」など、りんごを題材とした版画製作の取り組み。 | ||
齊藤 昌美(故人・生産者) | 高接病防止や剪定技術の考案、着色技術の改良等によりふじの普及拡大に尽力した。 | ||
8 | 平18 | (財)板柳町産業振興公社りんごワーク研究所 | 地元産りんごを原料とする新商品の開発販売を推進するなど地域経済の活性化に貢献した。 |
青森県立柏木農業高等学校農業クラブ | 「高校生によるりんごサミット」の開催や「ポケットりんご」の商標登録など独自のアイデアによる消費宣伝活動の実施。 | ||
9 | 平19 | 佐藤 肇(りんご生産者) | りんご民間登録第1号の「金星」を育て、栽培技術の普及に努めた。「金星」は、輸出りんごのけん引役を果たしている。 |
阿部 沢(画家) | りんごの老木だけを題材に描き、県内外で展覧会を開くなど絵画を通じて青森りんごの魅力を発信している。 | ||
10 | 平20 | 寺阪 勝(元県土木部長) | 太宰府天満宮の「梅の花」と青森りんごとの交流を提案し実現のため尽力し、九州地区での青森りんごの普及宣伝に貢献した。 |
波多江 久吉(故人・元団体職員) 斎藤 康司(故人・元団体職員) |
りんご史に関する資料の収集を行い、本県りんご産業の発展過程を中心とした研究に取り組み、「青森県りんご百年史」など多くの著作を残した。 | ||
11 | 平21 | (社)青森県りんご輸出協会 (移出業者団体) |
長年にわたり青森りんごの輸出に取り組み、特に台湾においては、積極的なPR活動等により、台湾における青森りんごのブランド化や輸出振興に貢献した。 |
杉山 芬 (元県立青森高校長) 杉山 雍 (元弘前学院聖愛高校教諭) |
消費者の視点による著書「青森県のりんご-市販の品種とりんごの話題-」とホームページ「青い森の片隅から」(http://malus.my.coocan.jp/)において青森りんごの消費宣伝に貢献した。 | ||
長峰 一造 (故人・元(財)青森県りんご協会会長) |
りんごの安定生産を図るため、病害虫防除等の技術指導者等を行うとともに、わい化栽培や無袋栽培を普及させるなど、本県りんごの生産振興に貢献した。 | ||
12 | 平22 | 山口九州地区青森りんごの会(青果卸売業者団体) | ユニークな宣伝活動や小学校等でのりんご出前授業の積極的な実施など、山口九州地区における青森りんごの消費拡大に貢献した。 |
青森県りんごわい化栽培技術研究会(生産者団体) | 青森県に適したりんごわい化栽培技術の研究開発や普及など、長年にわたり青森県におけるわい化栽培の技術向上と普及拡大に貢献した。 | ||
小出 佐治(前新潟県青森りんごの会会長) | 長年、新潟県青森りんごの会会長として創意工夫に富んだ企画による宣伝活動を行い、新潟県における青森りんごの消費拡大に貢献した。 | ||
13 | 平23 | 青森県農村工業農業協同組合連合会(りんご加工業) | 青森県産りんごにこだわったジュースを作り続け、加工振興を通じてりんごジュースの消費拡大と生産者支援に貢献した。 |
大阪地区青森りんごの会(青果卸売業者団体) | 独自のアイディアによる普及宣伝活動により、大阪地区における青森りんごの消費拡大に貢献した。 | ||
14 | 平24 | 須部 安夫(前中部地区青森りんごの会会長) | 長年にわたり中部地区青森りんごの会会長として独創的な企画による普及・宣伝活動を展開し、中部地区における青森りんごの知名度向上と消費拡大に貢献した。 |
葛西 甚八(観光業・りんご移出業) | りんごとの関わりを随所に展開した観光ホテルや高品質の青森りんごの取扱いにより、県外消費地での青森りんごの知名度と消費拡大に貢献した。 | ||
15 | 平25 | ニッカウヰスキー株式会社弘前工場(りんご加工業) | 青森県産りんご100%を使用したシードルなどバラエティ豊かなりんご加工品の商品化・研究開発や各種イベントにおける普及活動など、長年にわたり青森りんごの加工振興と消費拡大に貢献した。 |
津曲 孝(菓子製造業) | 関西圏の人気洋菓子店「ケーキハウスツマガリ」で高品質な青森県産りんごを使用した洋菓子の販売などと通じ、関西一円における青森りんごの消費拡大とイメージアップに貢献した。 | ||
七戸 茂男(故人・生産者) | りんごわい化栽培の先駆者として、青森県に適したわい化栽培技術の研究と普及指導に尽力し、わい化栽培の定着と発展に寄与するなど、長年にわたり青森りんごの生産振興に貢献した。 | ||
16 | 平26 | 株式会社アップルヒル(観光・宣伝) | 道の駅「なみおか」において、りんごにこだわった特徴的な商品の創出やイベントの開催など、数多くのりんごに関する取組を展開し、長年にわたり青森りんごの普及宣伝に貢献した。 |
株式会社JR東日本ウォータービジネス(消費拡大) | 青森県産りんごを使用した飲料の企画・開発とJR東日本管内の駅構内等での販売を通じて、りんご飲料市場に新たな可能性を切り拓くとともに、青森りんごの消費拡大と知名度向上に貢献した。 | ||
17 | 平27 | 三國 定吉(りんご剪定鋏製作) | 長年にわたり手打ち式の「りんご剪定鋏」の製作一筋に打ち込み、絶えず研究を怠らず創意工夫を重ねて、りんご生産者が使いやすい剪定鋏を作り続け、りんご生産者の剪定作業の効率化及び高品質りんごの安定生産に貢献した。 |
巨大アップルパイ世界に挑戦する会(観光・宣伝) | 県内外の数多くのイベントに出展し、青森県産りんごを100パーセント使った巨大アップルパイを来場者の前で焼き上げ提供して、その大きさと味で大勢の方々に喜ばれ、県産りんごの情報発信と知名度向上に貢献した。 | ||
株式会社JR東日本青森商業開発(りんご酒等の製造販売) | A-FACTORYによる青森県産りんごを100パーセント使用したシードル等のりんご酒の製造・販売や普及活動、首都圏での県産りんご及びその加工品の販売活動を通じて、青森りんごのイメージアップと地域活性化に貢献した。 | ||
18 | 平28 | 青森県立五所川原農林高等学校 | 赤い果肉りんごの生産、普及による新たなりんご産業の構築と、国内の高校で初となるGLOBAL G.A.P(グローバルギャップ)認証取得による農業教育環境の整備に貢献した。 |
カネショウ株式会社(りんご加工業) | 津軽産りんご100%使用の独自製法「すりおろし醸造」によるりんご酢の全国的な販売と、プロテオグリカン入り黒りんご酢の商品化など、県産りんごの加工振興と消費拡大に貢献した。 | ||
19 | 平29 | 太田 一民(前県りんご輸出協会理事長) | 青森県りんご輸出協会理事長をはじめ、りんごの輸出に関わり、長年にわたって熱意と強いリーダーシップを持って取り組み、青森りんごの輸出拡大に貢献した。 |
株式会社ラグノオささき(りんご等加工業) | 青森りんごにこだわった商品を開発して全国的な販売展開を行い、県産りんご及びりんご加工品の認知度やイメージ向上に寄与するとともに青森りんごの加工振興に貢献した。 | ||
青森県りんご共同防除連絡協議会(生産者団体) | 県内のりんご共同防除組織のまとめ役として、生産者の共同の精神を醸成しながら、病害虫防除や防除作業事故の共済制度の推進などに尽力し、りんごの安定生産と高品質化に貢献した。 | ||
谷村 志穂(小説家) | 青森りんごのエッセー集「ききりんご紀行」の発刊やメディアでの広報活動などを通じて、青森りんごの魅力やりんごにまつわる話を県内外の消費者に紹介し、青森りんごのファンづくりに貢献した。 | ||
20 | 平30 | りんご娘 | 芸能・音楽活動を通したりんご情報発信で、青森県のみならず、県外・海外へのりんご普及・宣伝に貢献した。 |
21 | 令元 | 京浜関東青森りんごの会(青果卸売業者団体) | 社会情勢に応じた働き盛り世代など新たな消費者層の開拓や、企業催事等を活用した新しい普及宣伝活動なとにより、京浜関東地区における青森りんごの消費拡大に貢献した。 |
22 | 令2 | 株式会社扇屋(りんご等加工業) | 長年にわたり青森県産りんごを使用し、自社での一貫製造にこだわった郷土色豊かな贈答用和洋菓子の製造販売を通じて、青森りんごの高付加価値化と情報発信に貢献した。 |
23 | 令3 | リンゴ機能性表示食品開発グループ(農研機構・JAつがる弘前ほか) | りんごに含まれる「プロシアニジン」の内臓脂肪を減らす機能に着目し、研究した成果により、消費者庁の機能性表示食品制度でりんご生果として初となる機能性表示食品「プライムアップル!」の発売に至り、りんごの高付加価値化に貢献した。 |
タムラファーム株式会社(りんご生産・加工) | 県内6次産業化の先駆けとして、県産りんごとその加工品の認知度向上やシードルの生産及び消費拡大に貢献するとともに、りんごを活用した観光振興や人材育成に尽力し、地域の活性化に貢献した。 | ||
24 | 令4 | 日本曹達株式会社(農業化学品製造) | 本県において多発したりんごの黒星病に対して効果が高い殺菌剤を生産者団体などからの要請により早期に開発し、実用化と供給体制の確立に結びつけ、りんご産業の維持発展に貢献した。 |
弘果弘前中央青果株式会社(卸売市場開設) | 県産りんごの全国への流通拠点として重要な役割を担うとともに、グループ会社と連携してトレーサビリティシステムの構築などに取り組み、半世紀の長きにわたって、りんごの流通に貢献した。 | ||
株式会社ワールド・ワン(スイーツ製造・販売) | りんごに特化したスイーツの製造と販売によって、県産りんごのイメージアップを図り、若い世代へのりんごの浸透や消費拡大に寄与するとともに、高付加価値化に貢献した。 |
令和4年度で終了
※受章者の役職等は受章当時のものを記載