りんごのレシピ・飾り切り
お祝いりんごのタタン・フラン
材料 (4人分)
| りんご | 2個(約400g) |
|---|---|
| グラニュー糖 | 70g |
| 水 | 大さじ1 |
| バター | 20g |
| レモン汁 | 小さじ1 |
| タルト型 | 直径15cm |
|---|---|
| 米粉 | 90g |
| 卵 | 1個 |
| 砂糖 | 15g |
| バター | 20g |
| 牛乳 | 125g |
|---|---|
| 卵 | 1個 |
| グラニュー糖 | 30g |
| 米粉 | 13g |
作り方
-
りんごのキャラメリゼの作り方
- りんごの皮や種を取り除く
(皮をそのままにすると煮崩れはしないが見た目や食感が多少悪くなる) - グラニュー糖と水を鍋に入れ、中火にかける。縁が茶色くなったら、鍋を回し全体を馴染ませる。しっかり濃い茶色になり、煙が出たら火を止める。
- (2)にりんごとバター、レモン汁、ブランデーの順に加え、強めの中火にかける。
- りんごがしんなりし、カラメルの水分が飛んだら完成。
- りんごの皮や種を取り除く
-
フラン(タルト生地)の作り方
- 常温に戻しておいたバターをクリーム状になるまで練る。
- (1)に砂糖を加えてゴムベラで混ぜる。
- (2)に卵を入れてゴムベラで混ぜる。(分離していても問題はない)
- (3)に米粉を加えてゴムベラでさっくり混ぜ、手でまとめる。
- 生地がまとまったら、ラップに包み、冷蔵庫で30分または冷凍庫で10分寝かせる。
- (5)をタルト型よりもひと回り大きくなるように伸ばす。
- (6)をタルト型に敷き、フォークで穴をランダムにあける。
- 170℃で予熱したオーブンで10〜20分焼成する。
-
フラン(カスタードクリーム)の作り方
- ボウルに卵・グラニュー糖を入れて混ぜ、米粉も加えて混ぜる。
- 鍋で牛乳を温める。
- (2)を(1)のボウルに少しずつ入れて混ぜ、茶漉しで漉しながら鍋に戻す。
- (3)を中火にかけ、絶えずかき混ぜながら炊いていく。
(固くなってもすぐに火を止めず、持ったりしたクリームがトロッと少し緩んで柔らかくなるまでしっかり炊く。 - 火を止め、バターとバニラエッセンスを加えて混ぜる。
- タルト生地にカスタードクリームを流し、180℃のオーブンで約30分焼く。
- 完成したフランにキャラメリゼしたりんごを乗せ、180℃で15分焼く。
- その後、ゴムベラなどで圧をかけ、アルミホイルを被せ200℃で15分焼くを二回ほど繰り返し、完成。
レシピ考案のアピールポイント
これまでの経験から、最も簡単でありながら本格的な味わいに仕上げられたお菓子は「クレーム・ブリュレ」であった。クレーム・ブリュレのルーツはプリンにあり、プリン発祥の地であるヨーロッパでは、お祝い事やクリスマスのデザートとして食べられることが多い。
一方、日本におけるりんごの歴史を辿ると、クリスマスとの関わりが深い。
この共通点に加え、プリンのカラメル部分を、りんごをキャラメリゼした「タルト・タタン」に置き換えることで新しいスイーツが生まれるのではないかと考えた。
また、アップルパイにカスタードクリームが用いられることから、カスタードと同じ原料で作られるプリンとりんごの相性は良いのではないかとも推測した。
こうした考えから、試作一回目ではプリンとタルト・タタンを掛け合わせたスイーツを作った。
しかし、プリンもりんごのキャラメリゼも水分が多く、口当たりがあまり良くなかった。
そこで、プリンではなく水分の少ないカスタードクリームを用いることで改善できると考え、試作二回目ではタルト生地にカスタードクリームを流し込んで焼く「フラン」とタルト・タタンを掛け合わせたスイーツを作った。その結果、試作一回目よりも口当たりが良くなり、完成度の高い仕上がりとなったため、これを提案するスイーツとして採用した。
また、りんごを皮つきで調理することも試したが、見た目がやや悪くなる上、食べたときの舌触りが気になるため、皮なしの方が適していると判断した。
このスイーツは、クリスマスケーキなど家庭で作れるお祝い用のケーキとしても楽しんでもらえるはずである。
さらに、タルト生地やカスタードクリームには小麦粉ではなく米粉を使用しているため、小麦アレルギーのある人やグルテンフリーに気を使う人でも安心して食べられる。
家族や友人にそのような方がいて、ケーキをなかなか買えない場合には特に作ってみてほしい。
作成時の注意点として、りんごのキャラメリゼ(約30分)、カスタードクリーム(約10分)、タルト生地(約30分)と、それぞれの工程自体は比較的簡単で短時間でできる。
しかし、最後にフランの上にキャラメリゼしたりんごを乗せて何度か焼く工程に時間を要するため、全体の作成時間は長くなる。
ただし、最終の焼成工程は目を離して別の作業を進めることができるため、余裕を持ったスケジュールで作ると良い。
審査員コメント
手間を惜しまず、試行錯誤された作品だと感じました。レシピ名にもある通り、お祝いにぴったりなお菓子で、フランタルトにタタンの食べ応えある逸品です。











令和7年度青森りんごオリジナルレシピコンテスト
スイーツ部門賞受賞作品
東京農業大学:橋本 萌乃